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県立広島大学県立広島大学ではSDGs達成に向けて,さまざまな
取り組みを行っています
  • 県立広島大学×SDGs
2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」には,県立広島大学の研究?教育?活動と強い関わりを持つ目標があります。県立広島大学では,SDGsの目標達成に向けて,さまざまな取り組みを進めています。

SDGs(持続可能な開発目標)とは

持続可能な開発目標(SDGs:エス?ディー?ジーズ)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール?169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省HPより引用)

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学長挨拶

 SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略であり、この目標は2015年9月の国連サミットで採択されたものです。採択された後、その実施に向け日本政府は、2016年5月に「SDGs推進本部」を設置し、同年12月、今後の日本の取組の指針となる「SDGs実施指針」を策定しました。さらに、昨年12月には「SDGsアクションプラン2021」を同推進本部において決定しました。

 このプランには、4つの取り組むべき重点事項を記載しています。

 1つは、「感染症対策と次なる危機への備え」で、感染症対応能力を強化するため、治療?ワクチン?診断の開発?製造?普及を包括的に支援し、これらへの公平なアクセスを確保する。次なる危機に備え、強靭かつ包摂的な保健システムを構築する。栄養、水、衛生等、分野横断的取り組みを通じて感染症に強い環境整備を進める。

 2つ目は、よりよい復興に向けたビジネスとイノベーションを通じた成長戦略で、DXを推進し、誰もがデジタル化の恩恵を受けられる体制を整備し、「新たな日常」の定着?加速に取り組む。企業経営へのSDGs取り込みを促進するとともに、テレワークなどの働き方改革を通じて、ディーセンタワークの実現を促進し、個人が輝き、誰もがどこでも豊かさを実感できる社会を目指す。バイオ戦略やスマート農林水産業の推進など、科学技術イノベーション(STI)を加速化し、持続可能な循環型社会を推進する。

 3番目は、SDGsを原動力とした地方創生、経済と環境の好循環の創出で、「カーボンニュートラル」への挑戦を通じ、世界のグリーン産業を牽引し、防災?減災、国土強靭化、質の高いインフラの推進を継続する。「大阪ブルー?オーシャン?ビジョン」実現に向けた海洋プラスチックごみ対策などを通じ、海洋?海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。また、SDGs未来都市、地方創生SDGs官民連携プラットフォーム、地方創生SDGs金融等を通じ、SDGsを原動力とした地方創生を推進する。

 4番目は、一人ひとりの可能性の発揮と絆の強化を通じた行動の加速です。女性の参画、ダイバーシティ、バリアフリーを推進するとともに、全ての人が能力を伸ばし発揮でき、誰一人取り残されることなく生きがいを感じることのできる包摂的な社会を目指す。子供の貧困対策や教育のデジタル?リモート化を進め、持続可能な開発のための教育(ESD)を推進する。京都コングレスや東京オリンピック?パラリンピックの機会を活用してスポーツSDGsを推進し、地球規模の課題に関して、国際協調?連帯の構築?強化を主導し、国際社会から信用と尊敬を集め、不可欠とされる国を目指すこととされています。

 これら重点事項のすべてが、本学の目指す教育?研究の理念と一致していることから、本学は、全学を挙げて、SDGsの取り組みを推進していくことを決定し、本学の取り組みを「けんひろx SDGs」のウェブサイトに載せることにしました。例え、ひとつひとつの取り組みが小さな規模であったとしても、やがて大きな輪となって、地域の中や世界へと広がっていくことを信じています。

広島県公立大学法人 県立広島大学
 学長 森永 力
広島県公立大学法人 県立広島大学 学長 森永 力