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所属:保健福祉学部 作業療法学コース 職位:教授 学位:博士(小児医学)
研究室:県立広島大学三原キャンパス 2502号室
E-mail:yamashita@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/yamashitandsu
小児科臨床における診療経験を活かした,幅広いテーマが研究対象です。とくに最近では,神経発達症を背景に,肥満や痩せといった体格にともなう健康障害と、その対策を中心に取り組んでいます。
小児医学,小児発達症域,小児内分泌領域
?小児期の自閉スペクトラム症における肥満リスクと食嗜好の特徴
?幼児期の健やかな成長を応援する食事アドバイスブック
?生後早期の受動喫煙による小児肥満への影響
?若年成人女性の骨密度と運動ならびに栄養摂取量との関係
?起立性調節障害患者の下肢血行動態についての検討
?摂食障害を契機に神経発達症が明らかとなった事例について
小児を対象として,肥満や痩せといった体格にともなう健康障害や,その体格を引き起こした背景要因についての調査を行っています。特に神経発達症児における肥満や痩せの割合を把握して,それらの要因を具体的に解明することで,予測される健康障害の予防や,現在抱えている健康問題への対応方法などを検討していきたいと考えています。また小児の主な心身症である,摂食障害や起立性調節障害,小児内分泌領域における糖尿病や思春期早発症,骨代謝疾患といった疾患についての専門診療も行っており,研究対象でもあります。
小児の成長や発達に関わることに関心がありましたら,まずは相談してください。あなたの関心が研究テーマとできるかどうかは,一緒に話し合って考えてみましょう。最初からテーマが,これと決まっている方が少ないと思います。そのため漠然とした興味でも構いません。研究室でお待ちしています。
神経発達症児における体格調査について,連携協力のご提案等がございましたら,山下のE-mailまで何時でもご連絡ください。健康の保持への対策についても,もし連携して行えることがありましたら,ぜひ一度お話しできればと思います。
小児科専門医?指導医,子どもの心相談医
子どもの成長と発達,神経発達症児と体格