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人間福祉学コースでは、社会福祉士資格を取得のため「ソーシャルワーク実習」という実習があります。ただ実習といっても何をするのか?大変じゃないのか?色々疑問や不安があると思います。今回から何回かに分けて実習について紹介をしていきます。part6では障害者福祉施設での実習についてお伝えします。
人間福祉学コース2年生は、夏季休業期間に初めての現場での実習を体験しています。
今回は、障害者就労支援施設での実習を紹介します。
実習はまず施設利用者と様々な作業を共にし、コミュニケーションをとっていくところから始まります。そこで個々人によって異なってくる障害の特性の理解、施設に求めていること、今の愉しみなどを知っていきます。併せて職員による支援の実際を知り、、工賃向上のための新しい仕事づくりへの協力など学校では学びにくい実際を学んでいきます。また、巡回訪問指導では日々の実習記録を確認しながら実習指導者と教員、学生の三者でこれまでの疑問について振り返る機会を持ったり、実習後半の課題設定等を行っています。
このような現場での実践の体験から、社会福祉士としての相談援助に必要な知識と技術を身に着ける貴重な体験をしています。
次回も学生の実習先や巡回訪問指導について紹介していきたいと思います。