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竹田成太 (現在:オタフクソース株式会社 2019年生命環境学部生命科学科卒 広島県立祇園北高校出身)
Q1.今はどういうお仕事をされていますか?
地元の広島県に本社がある、オタフクソース株式会社で勤務しています。現在、入社4年目で、商品企画の部署に所属しています。仕事内容は主に新商品の企画?開発や、既存商品のリニューアルで、私はお好み焼のセット商品やミックス粉、天かす、青のり等の商品を担当しています。どのような商品だったらさらにお好み焼を作って頂けるか、召し上がって頂けるか、お好み焼業界が発展するかといったことを日々考えながら仕事にあたっています。実際に自分が関わった商品がスーパー等の店頭に並んだり、外食店で使用されたりするととても嬉しいですし、とてもやりがいを感じながら取り組んでいます。
Q2.庄原キャンパスでの学生時代はどういうふうに過ごされてましたか?
研究室、部活動、アルバイトの3つをメインに過ごしていたように思います。部活動はソフトボール部とエスキーテニス部に所属し、アルバイトは温泉施設のレストランでしていました。研究室では、阿部先生のもとで主に卵子の凍結について学び、実験を失敗することも多々ありましたが、先生の熱心なご指導のおかげで卒業論文を完成、自信をもって卒論発表もできました。研究室での思い出は学生時代の中で最も濃く、同級生、後輩のメンバーにも恵まれ、先生のご家族もご一緒にBBQや研究室旅行等、とても楽しい時間を過ごしました。卒業した今でも連絡をとったり、遊んだりしており、楽しかった学生時代を思い出すと、大学生に戻りたいなあと思うことが多々あります(今が楽しくないわけではありません!今ももちろん楽しいです!)。大学で多くの方と出会うことができ、とても楽しく有意義に過ごすことができました。
Q3.庄原キャンパスで学んだことは今のお仕事などにどのようにいかせていますか?
研究室で学んだ内容は今の仕事とは全く異なるので、知識の面では活かせる場面はありません。しかし、多くの実験を実施する中で、物事には全て目的や理由があることを学び、ただ決められた方法の通りに動作をするだけでなく、その本質を考えることも大事です。学生時代は深く考えずに実験をして失敗を繰り返し、阿部先生によく苦笑いされたことを覚えています。社会人になってからは阿部先生からご指導頂いた「深く考えること」を癖づけて、日々「なぜ?」と思うこと、また理解できるまで問うことを心がけており、論理的に楽しく仕事にあたることができています。
Q4.庄原キャンパスは他の都道府県の人も多いですがどうでしたか?
入学してすぐは様々な方言が飛びかったり、「何県出身なの?」という会話が多かったり、さらには私の広島弁に対して「訛ってるねえ!」と言われたり、まるで私が他県に出たかのような雰囲気に驚きました。他県出身の方に「たいぎい」や「〜じゃけえ」等の言葉を教えていたことを思い出します。ほとんどの方は友達がいない状況でスタートするので、友達ができやすい雰囲気で良かったです。また長期のお休みになると、ほとんどの友達が地元に帰ってしまうので、部活動では人数が集まらなかったり、アルバイトではシフトが埋まりにくかったりといったことがありました。沖縄から北海道まで、あらゆる都道府県から庄原キャンパスに集まっているので、とても多くの刺激を受けることができ、また友達の幅が大きく広がった点で恵まれた環境だったなと思います。阿部先生は東北地方のご出身なので、その地方独自の「芋煮会」を開催してくださり、とても思い出に残っています。
Q5.最後に何かひとこと
庄原キャンパスでの学びは今の私の基礎になっています。また一生忘れられないような経験、思い出もたくさん残っており、思い出すと今でも笑顔になり、私にとって庄原は第2の故郷です。他の大学では学べない、経験できないことが、庄原キャンパスにはたくさんあります。
さらに!庄原には数軒のお好み焼屋がありますが、「庄原焼き」と呼ばれる独自のお好み焼が有名で美味しいので、是非食べに行ってみてください!
在学中の研究室での竹田さん
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